注目の投稿

◎大切なお知らせです。当店での部品持ち込み作業についてですが…

 こんにちは、当店での部品持ち込み作業について書いていきます まず結論から書かせていただきます 『 当店では部品の持込み作業、承っています 』 このような内容をブログにアップすることにとても悩んだのですが、今までの期間にあった数々の事柄を考慮してルールを決めましたので、皆様にお伝...

2026年1月25日日曜日

ABS専用ゲル状接着剤の作り方~

ちょいちょい問い合わせがあったりしていた内容についてです


この記事の物よりも、ピン取り付け部分がグチャグチャに荒れてしまっていてつけられないのですが、何か良い方法はありませんか?というものです


液体だけでは綺麗な面にしか取り付けできない!ということですね


そういう状態の時は、ゲル状の溶着材で対応できると思います

用意するものは、4つです

1、小さいガラスのビン(耐溶剤性能は必要)

2、ABS専用の液体接着剤(もちろんアセトンでも良い)

3、マドラー(耐溶剤性能が必要なので、ステンレスや木製の物)

4、細かく砕いてあるABS素材


1ですが、プラモデル用の塗料用の容器とかピッタリです

2は以前にも紹介していたセメダインのABS用とかで良いです

 タミヤとかのABS専用接着剤とかでも対応可能です

3は100均で売ってる木製のマドラーで十分です

4はABSならなんでも良いです

 バイクのいらない外装でも大丈夫ですが、塗装は剥がした方が良いかな


実際に作ってみますね

今回、用意させていただいたのは以下の画像の物

上の2枚の画像はアマゾンで買えます

ABSの材料は、3Dプリントした時のザポート材になります






























材料が用意出来たら、ビンにABS材を細かくして入れます(自分はめんどくさがりなのでそのまま入れましたが、細かくした方が絶対に良い結果になります)













材料入れたら、ABS専用接着剤をそのまま適量流し入れます
流しいれる量で出来上がる接着剤の粘度(ドロドロ具合)が変えられます(後から継ぎ足してかき混ぜれば柔らかくできますので、お好みでどうぞ~)













しばらく待つと、ゆっくりとABS材が溶けていきます
白く濁ってきてます













そのまま、一晩くらい放っておきます













最後に、マドラーでこねくり回して完成です
液状ではなく、ゲル状のABS専用溶着剤の出来上がりです
溶着面(ピン側とカウル側)に液状の物をポタポタ垂らして溶着しやすくしてから、ゲル状の物をマドラーで置いてくっつけます
使い終わったら、ビンの蓋を開けっぱなしで、有機溶剤成分を揮発させてから保管ですね
また溶着材を使いたいときに有機溶剤を入れてちょっと待っとけば、再使用できます













液材は、有機溶剤が含まれていますので、換気の良い場所で、作業はしてくださいね~
目がシパシパしたり、喉が痛くなったりしないように注意してください


ピンの購入時にお伝えいただければ、少量ですがABS材も一緒に送らせていただきます
購入時に、『 ABS材の同梱希望 』とお伝えください









よろしくおねがいしま~す!!

2026年1月15日木曜日

ゼファー750(ZR750C) キャブレターウェットブラストとガンコート塗装仕上げ

 長く使っていれば汚れてしまうのはしょうがありません

そんなキャブレターをウェットブラストとガンコート塗装で仕上げる機会がありました


もとは年式なりにサビと汚れが目立つ状態でした

今回、各パッキン、ネジ等を交換します

本体のキャブレターボディは、バラバラにしてウェットブラストでの美装仕上げ

キャブレターボディ外のステー類はサンドブラスト後にガンコートのサテンブラックで仕上げで組んでいます

トップキャップはサビが酷くボコボコでしたので、社外品のアルミ製の物になっています














キャブレター周辺部品と考えると、耐溶剤性能が高いガンコート塗装は最適だと考えられます

他にセラコートもありますが、入手性や情報の少なさに難があります

個人売買サイト等では、どう見てもウレタン塗装という商品もありますが、しばらくしたらガッカリする事になってしまいます…


今回の物は、バラバラにしてキャブレタークリーナーでジェットとボディの内側を綺麗にします

ジェット類はそのまま使用しますが、パッキンは全て交換となります








じっくりと時間をかけてボディを掃除している間に、ステーをガンコート塗装していきます

過程の画像や説明は、他でも紹介しているので省きます

たったこれだけの量の塗装でも1日近くの時間を使います








掃除したボディは、ウェットブラスト後は超音波洗浄機でしつこくメディア掃除を行います

ボディの中に入ってしまったメディアを、超音波洗浄機とエアブローで必死に取り除きます








超音波洗浄が終わったら、水分を飛ばすためにオーブンで1時間程温めて出来上がりです

その後、丁寧に組み上げて完成です



ちょっと予期せぬトラブル?みたいな事もありましたが…



ありがとうございました!!

2026年1月8日木曜日

ゼファー400(ZR400C) ステムベアリング交換とウインカー取り付け オマケのギボシ端子の話し

 ゼファー400(ZR400C)です


ハンドルを動かす事すら大変なくらいステムがギチギチにしまっていた…

締め付けすぎもありますが、今後の事を考えてステムベアリング交換します

取り外したベアリングはグリスがカチカチで締め付けすぎた跡がくっきりと出ています










古いベアリングを取り外して、純正新品にグリスを詰めてから取り付けます

フレーム側のレースも交換して、組み立てれば完成です












ウインカーが付いていなかったので、新しいウインカーを取り付けしていきます

オーナー様が購入して持ち込まれたウインカーなのですが、ギボシ端子がすでにカシメてある商品でした

そのカシメが、形状は普通の丸ギボシなのですが、ちょっと細いタイプの物でした

この細いギボシは、古いホンダ車両とかによく使われていた物です

なので、普通サイズの丸ギボシにカシメ直して車両に装着していきます

今回、オス側の画像だけですが、メス側も同時交換しています

 (このオスメス同時交換という作業方法が、トラブル防止になって安心です)

















ありがとうございました!!






バイクで使用される丸ギボシは、3種類くらいかなと思います

意外に知らない人が多いですが、知っておくとちょっとだけ得するかもしれない話です

種類がある事を知らないと、なんか緩いからってペンチでグニュっと潰しちゃったりするパターンとかになってしまうのかな?
グニュってしてもその時は大丈夫です
でもしばらくしたら接触不良になったり、ギボシを抜き差ししてると折れちゃったりします
嵌合部分が、折れちゃったっていうのは経験したことある人いるんじゃないかなと思います

丸ギボシはしっかりと嵌合させて使用する部品(結構精密だと考えてます)になります
学生時代だったかな、父にギボシ端子はかなり精度が良くなってきていて、電線をつなぐ事に不安が少なくなったと聞いたこともあるくらいです
それまでは、ハンダ付け一択だったと聞いた気がします

ですので、知らないまま作業していくと、後々のトラブルにつながってしまいます

丸ギボシは、嵌合部分は細い物と普通の物があります
嵌合部分の太さが、細い物は3.5㎜、普通の物は4.0mmと違うのです

カシメ部分は、どちらも一緒です
適用電線サイズが、AVS0.5~2.0sqとなります

嵌合部分が、普通のサイズの丸ギボシには、カシメ部分サイズが2種類あります
普通の物は、AVS0.5~2.0sqですが、大きいものは、AVS1.0~3.0sqとなります

下が、その画像になります

左が、細い丸ギボシ。中が、普通の丸ギボシ。右が普通(カシメ大)の丸ギボシ。













丸ギボシ用のスリーブも違いがあります
防水スリーブと非防水スリーブがあります
見分け方は簡単です
ミドリっぽい色味がある物が防水スリーブです
白っぽい方が、非防水スリーブです