2022年2月27日日曜日

3Dプリンターで純正カウル用ダボの製作と取り付け

バイク外装のほとんどがダボを使用してると思う

社外品はそうでもないけど…

時間が経過した車種のダボは折れたりして無くなってることも多い


(今までに修理した形跡がありますね)

なので

作ってみました

(最近、色々とプリントしていて楽しい!)

3Dプリンターの登場です

反対側の外装のダボは残っていたので、それから採寸させてもらう

CADソフトで3Dモデルを作って印刷


テストモデル1個目


(取り付け面に合わせて角度もついてます)

(ゴムブッシュに挿した感じは良い)

ゴムブッシュに挿して固定するパーツなので横向きにして印刷

縦に印刷すると積層面の関係で弱くなる気がするし…

できるだけ強度が欲しいから、充填率は100%で印刷しました

接着面を稼ぎたいから丸い柱にしたけどカウル内側への固定に困る事に気が付く


テストモデル2個目

これで試作は終わりにして取り付け準備にします

(こっちも充填率は100%で傾斜もつけてます)

材料のフィラメントでは、耐久性と対候性に心配があるので

FRP用のポリエステル樹脂を塗る

乾いたら瞬間接着剤で仮固定してFRPで固定していく


固まったら完成!

ダボをくっつけたりする作業はオーナーが自ら作業!

私は、指示だけですけど…


オツカレサマデス~


本当なら、材料になるフィラメントとかはもっと適したものがあるけど…

なので、耐久性は不明です

様子をみながら耐久度合を計っていきたいですね


簡単そうでなかなかできない純正外装の修理でした