2026年2月9日月曜日

当店での部品持ち込み作業についてです 大切なお知らせ

 こんにちは、当店での部品持ち込み作業について書いていきます


まず結論から書かせていただきます


『 当店では部品の持込み作業、承っています 』



このような内容をブログにアップすることにとても悩んだのですが、今までの期間にあった数々の事柄を考慮してルールを決めましたので、皆様にお伝えさせて頂きます



部品持ち込み頂く際の注意点となります



1、持ち込まれる部品は新品であり、適合確認が取れている事

   (加工して取り付けしてる人がいて~…とかはとても困ります)

(中古部品では、致し方ない場合もありますが、何かしら不具合等もあるという問題があるので、状態によってはお断りする事もあります)

 (上記内容を守れていても、特別な工具を必要とする場合や、専用テスターが必要な場合はご要望にお応えできない場合があります)

 

2、持ち込んでいただく部品で取り付けが完了する事

 (作業途中で部品が足りない等のトラブルが無いように準備して頂く必要があります)

( 持込み部品が装着できなくても工賃は発生しますし、足りない部品について調べている時間も工賃は発生します)

(メーカーや販売元への問い合わせや保証確認作業は、お客様側で行ってください)

 

3、新品、中古を問わず、 安全性に疑問が残るような部品の場合は作業をお受けできません

(コピー品、海外輸入品、加工品等の実物を観て、経験を基に危険と感じる部品)

(個人売買サイトでの販売元が、どう言っていたとかは関係ありません)

( お客様が不良品だと気が付かずに部品を持ってきても、私が気が付いた時点で作業はストップとなります) 

(新品と未使用は違います)

 

4、持込み部品での取り付け後の不具合やトラブルには、一切の責任を負えません

(部品の品質や使い方、作業の仕方の何が原因なのかはわかりません)

(安価な海外部品品質は、想像域を遥かに超えてきます)


5、 メールや電話、LINEでの事前見積りは、あくまで概算見積りとなります

(車両と部品をみて作業を進めるうえで工賃は変わります)


6、持込み部品を事前相談がないまま当店に発送手続きしても、受け取りできません

(単純に気色悪いです、やめてください)


7、当店で作業前に、同意書に署名と身分証明書の提示(写し頂きます)をお願いします

(ご署名頂いた情報は、厳重に管理のもと同意内容以外の目的では使用しません。本人の同意がある場合や法令に基づく場合を除き、第三者に提供しません) 

(店舗として、その後のトラブル等に備えさせていただく為です。ご理解とご了承をお願いします)



基本的に、上記を守って頂く事で、持込み部品での作業は承らせていただきます

もちろんですが、様々な状況によって例外というパターンもあるかと思います


お客様側からすると部品代が安く済んで最高ですよね?

当店も部品適合を調べる手間、リスクもなくなって最高です

Win×2ってのは、こういう関係なのかなと考えての内容です


とはいえ、ここで大事な事もあります


大抵の人が、安ければ安いだけ良いってことで、色々と調べると思います

そして行きつくところは、大変安価な海外製品ですよね

その部品共は品質が低くって、加工無しでは取り付けできなかったりします

加工して取り付けることで、加工代金が発生します

結果、結構な金額で大変安価な海外製品を取り付けるという訳分からない事態になります

大変安価な海外製品は、もちろんあっという間に錆びたり、メッキ剥がれたり、壊れたり

それで、『 1週間後にウインカー点かない… 』(例)ってなったりします

当店としては、「自分で選んだんでしょ?」なんて心の中で思ったりして…

それと同時に、「買う前にちょっと相談してくれれば良いのになぁ~」とも思ってます

バイクをいじってばっかりいる人間のアドバイスを聞いといても良いんじゃないですか?

損はしないと思いますよ

ちなみに個人売買で車体を買う人にもありがちですね


今はバイク屋から部品を買うよりも、ネット通販で安く買える時代です

整備に必要な情報も、寝っ転がりながらスマホ1つで入手できるようになりました

自分が作業をできるかできないかは別として、予備知識に困りはしません

その予備知識で全てを理解した気になり、来店して横柄な態度、振る舞いをする人が結構多いです

自分を神様だとも奴隷だとも思っていないし、お客様を神様だとも私は思っていません

当方の仕事に対して対価をお支払い頂いているだけで、主従関係ではありません

人と人のやり取りです

お互いに気持ちよくやり取りしたくないですか?

嫌な気持ちでお金を払うなんてイヤでしょう?

嫌な気持ちでお金を貰うのもイヤなんですよね

後からSNSで愚痴こぼすくらいなら、最初からお互い素直に話す方が良いでしょ



そんな気持ちでやり取りする事があった人に、送る言葉もあります

あなたは、まだ自分にピッタリジャストフィットのお店に出会ってないだけです

張りきって神様探ししてください!



2026年1月25日日曜日

ABS専用ゲル状接着剤の作り方~

ちょいちょい問い合わせがあったりしていた内容についてです


この記事の物よりも、ピン取り付け部分がグチャグチャに荒れてしまっていてつけられないのですが、何か良い方法はありませんか?というものです


液体だけでは綺麗な面にしか取り付けできない!ということですね


そういう状態の時は、ゲル状の溶着材で対応できると思います

用意するものは、4つです

1、小さいガラスのビン(耐溶剤性能は必要)

2、ABS専用の液体接着剤(もちろんアセトンでも良い)

3、マドラー(耐溶剤性能が必要なので、ステンレスや木製の物)

4、細かく砕いてあるABS素材


1ですが、プラモデル用の塗料用の容器とかピッタリです

2は以前にも紹介していたセメダインのABS用とかで良いです

 タミヤとかのABS専用接着剤とかでも対応可能です

3は100均で売ってる木製のマドラーで十分です

4はABSならなんでも良いです

 バイクのいらない外装でも大丈夫ですが、塗装は剥がした方が良いかな


実際に作ってみますね

今回、用意させていただいたのは以下の画像の物

上の2枚の画像はアマゾンで買えます

ABSの材料は、3Dプリントした時のザポート材になります






























材料が用意出来たら、ビンにABS材を細かくして入れます(自分はめんどくさがりなのでそのまま入れましたが、細かくした方が絶対に良い結果になります)













材料入れたら、ABS専用接着剤をそのまま適量流し入れます
流しいれる量で出来上がる接着剤の粘度(ドロドロ具合)が変えられます(後から継ぎ足してかき混ぜれば柔らかくできますので、お好みでどうぞ~)













しばらく待つと、ゆっくりとABS材が溶けていきます
白く濁ってきてます













そのまま、一晩くらい放っておきます













最後に、マドラーでこねくり回して完成です
液状ではなく、ゲル状のABS専用溶着剤の出来上がりです
溶着面(ピン側とカウル側)に液状の物をポタポタ垂らして溶着しやすくしてから、ゲル状の物をマドラーで置いてくっつけます
使い終わったら、ビンの蓋を開けっぱなしで、有機溶剤成分を揮発させてから保管ですね
また溶着材を使いたいときに有機溶剤を入れてちょっと待っとけば、再使用できます













液材は、有機溶剤が含まれていますので、換気の良い場所で、作業はしてくださいね~
目がシパシパしたり、喉が痛くなったりしないように注意してください


ピンの購入時にお伝えいただければ、少量ですがABS材も一緒に送らせていただきます
購入時に、『 ABS材の同梱希望 』とお伝えください









よろしくおねがいしま~す!!

2026年1月15日木曜日

ゼファー750(ZR750C) キャブレターウェットブラストとガンコート塗装仕上げ

 長く使っていれば汚れてしまうのはしょうがありません

そんなキャブレターをウェットブラストとガンコート塗装で仕上げる機会がありました


もとは年式なりにサビと汚れが目立つ状態でした

今回、各パッキン、ネジ等を交換します

本体のキャブレターボディは、バラバラにしてウェットブラストでの美装仕上げ

キャブレターボディ外のステー類はサンドブラスト後にガンコートのサテンブラックで仕上げで組んでいます

トップキャップはサビが酷くボコボコでしたので、社外品のアルミ製の物になっています














キャブレター周辺部品と考えると、耐溶剤性能が高いガンコート塗装は最適だと考えられます

他にセラコートもありますが、入手性や情報の少なさに難があります

個人売買サイト等では、どう見てもウレタン塗装という商品もありますが、しばらくしたらガッカリする事になってしまいます…


今回の物は、バラバラにしてキャブレタークリーナーでジェットとボディの内側を綺麗にします

ジェット類はそのまま使用しますが、パッキンは全て交換となります








じっくりと時間をかけてボディを掃除している間に、ステーをガンコート塗装していきます

過程の画像や説明は、他でも紹介しているので省きます

たったこれだけの量の塗装でも1日近くの時間を使います








掃除したボディは、ウェットブラスト後は超音波洗浄機でしつこくメディア掃除を行います

ボディの中に入ってしまったメディアを、超音波洗浄機とエアブローで必死に取り除きます








超音波洗浄が終わったら、水分を飛ばすためにオーブンで1時間程温めて出来上がりです

その後、丁寧に組み上げて完成です



ちょっと予期せぬトラブル?みたいな事もありましたが…



ありがとうございました!!

2026年1月8日木曜日

ゼファー400(ZR400C) ステムベアリング交換とウインカー取り付け オマケのギボシ端子の話し

 ゼファー400(ZR400C)です


ハンドルを動かす事すら大変なくらいステムがギチギチにしまっていた…

締め付けすぎもありますが、今後の事を考えてステムベアリング交換します

取り外したベアリングはグリスがカチカチで締め付けすぎた跡がくっきりと出ています










古いベアリングを取り外して、純正新品にグリスを詰めてから取り付けます

フレーム側のレースも交換して、組み立てれば完成です












ウインカーが付いていなかったので、新しいウインカーを取り付けしていきます

オーナー様が購入して持ち込まれたウインカーなのですが、ギボシ端子がすでにカシメてある商品でした

そのカシメが、形状は普通の丸ギボシなのですが、ちょっと細いタイプの物でした

この細いギボシは、古いホンダ車両とかによく使われていた物です

なので、普通サイズの丸ギボシにカシメ直して車両に装着していきます

今回、オス側の画像だけですが、メス側も同時交換しています

 (このオスメス同時交換という作業方法が、トラブル防止になって安心です)

















ありがとうございました!!






バイクで使用される丸ギボシは、3種類くらいかなと思います

意外に知らない人が多いですが、知っておくとちょっとだけ得するかもしれない話です

種類がある事を知らないと、なんか緩いからってペンチでグニュっと潰しちゃったりするパターンとかになってしまうのかな?
グニュってしてもその時は大丈夫です
でもしばらくしたら接触不良になったり、ギボシを抜き差ししてると折れちゃったりします
嵌合部分が、折れちゃったっていうのは経験したことある人いるんじゃないかなと思います

丸ギボシはしっかりと嵌合させて使用する部品(結構精密だと考えてます)になります
学生時代だったかな、父にギボシ端子はかなり精度が良くなってきていて、電線をつなぐ事に不安が少なくなったと聞いたこともあるくらいです
それまでは、ハンダ付け一択だったと聞いた気がします

ですので、知らないまま作業していくと、後々のトラブルにつながってしまいます

丸ギボシは、嵌合部分は細い物と普通の物があります
嵌合部分の太さが、細い物は3.5㎜、普通の物は4.0mmと違うのです

カシメ部分は、どちらも一緒です
適用電線サイズが、AVS0.5~2.0sqとなります

嵌合部分が、普通のサイズの丸ギボシには、カシメ部分サイズが2種類あります
普通の物は、AVS0.5~2.0sqですが、大きいものは、AVS1.0~3.0sqとなります

下が、その画像になります

左が、細い丸ギボシ。中が、普通の丸ギボシ。右が普通(カシメ大)の丸ギボシ。













丸ギボシ用のスリーブも違いがあります
防水スリーブと非防水スリーブがあります
見分け方は簡単です
ミドリっぽい色味がある物が防水スリーブです
白っぽい方が、非防水スリーブです




2025年12月28日日曜日

TLR250R(MD18) スプロケット、チェーン交換

 走行中にチェーンが外れてしまったとの事


スプロケットとチェーンを同時に交換したかったのですが…


ドライブスプロケットが…ない

純正も社外品もない…

無いと言ってもXAM(ザム)さんでは受注生産できるような?どうなんだろ?

イロイロ調べていると、TRX250R用を流用できるらしい…

TRX250Rって、調べると4輪バギーらしい









取り付けに関しての詳しい画像も、文字もなくて本当かどうかだいぶ怪しいが…


ドリブンスプロケットは、XAM(ザム)から出ているようです


チェーンは、520サイズで入手に問題はありません


早速、注文してみると、ドライブスプロケットの在庫が無いらしく

納期は、来年の4月末~5月末頃になるとの事

半年かぁ~~


オーナー様と話して、とりあえずドリブンスプロケットとチェーンを交換することにしました

元の状態は、こんな感じです

チェーンは、限界を過ぎていて、アジャスターもいっぱい×2です









スプロケットとその部品

ボルトとナットも一緒に交換しておきます












ホイールを車体から外したら、大きいクリップを外してスプロケットを持ち上げます

今までの、ナットとボルトが緩んでいたことに驚きました

ゆるみ止め用の爪付きナットなのに…









ホイール側スプロケットの座面を掃除して、スプロケットをのっけてクリップで留めます

ついでに、ブレーキシューの残量チェックと掃除を軽くしておきます















チェーンは、RKの520MRUだったかな…パッケージの画像なかったです

カシメで取り付けて、カシメ部分サイズもきっちり確認









最後に、チェーンの余計なグリスを掃除して、取り外したスプロケットも洗ったらお終いです









あとは、来年の初夏頃にドライブスプロケットが届くはず…

TRX250R用はちゃんと取り付けられるのでしょうか…



ありがとうございました!!




今回の車両の事ではないのですが、生産終了からある程度の時間が経過した車両あるあるなのですが


本当に、純正部品も社外部品も廃盤だったり販売終了っていう状態が多いです


オーナーさん自身は、まったく気にしてないのかなぁ…どうなのかな


部品が無いですって話すと、『 ふ~ん、そうなんですね~ で、どうするんですか? 』みたいな反応がすごく多いんだよな~

部品が無いですって、お伝えする時には、すでにかなりの時間を部品探しに費やしているのですが…しんどいって…


オーナーさん自身で消耗部品は探して、見つけたらキープすように促した事もあったけど、二川さんが探してくださいって言われたこともあったなぁ~…


なんとかならない時は、本当になんともならないんだけど…そのうち、私では直せませんって断ることも出てくるんでしょうね~


覚悟しておかなければいけないんでしょうね……ふんっ!!