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◎大切なお知らせです。当店での部品持ち込み作業についてですが…

 こんにちは、当店での部品持ち込み作業について書いていきます まず結論から書かせていただきます 『 当店では部品の持込み作業、承っています 』 このような内容をブログにアップすることにとても悩んだのですが、今までの期間にあった数々の事柄を考慮してルールを決めましたので、皆様にお伝...

2026年2月20日金曜日

セロー250(DG31J) 24ヵ月点検作業 12ヵ月点検と24ヵ月点検の違い

 セロー250の24ヵ月点検をさせて頂きました


点検作業自体は、以下の定期点検記録簿に則って行っていきますが、オーナー様から聞いた事から予想される部分も同時に分解点検作業をしていきます










基本的に車検付きのバイクは車検時に行っているはずです

車検が無い排気量のバイクは、ご自身で行うか購入店で行うのが普通なのかな?

とはいえ、車検が無いという事から、何もしないオーナーさんもいるのかと思います

壊れたり、何かの不調を感じてからお店に行って相談するという場合ですね


今回は、今までは購入店で12ヵ月点検のみを行ってきていたけど、24ヵ月点検は未実施というオーナー様からのご依頼です


12ヵ月点検について( 30項目ぐらい? )

お店によっても違いがあるようですが、目視で点検をして、パッと終わる作業のみというような内容の点検作業を実施しているお店が多いかなぁと感じます

チェーンの遊び調整、タイヤ空気圧調整、ブレーキワイヤーの遊び調整というように、ごくごく簡単でパッと終わるような作業は行ってくれているのかな


24ヵ月点検について( 50項目ぐらい? )

車検が、どうだこうだという事は書きませんが、車検場での検査をパス(合格)するために分解点検整備を行います

目で見て、大丈夫!ではなく、バラして触って各箇所の状態を見定めて整備を進めていきます



まぁ、お店によって結構違いがあるので、いつもの整備士さんに聞いて確認するのが一番良いでしょう


全てではありませんが、画像を撮っていた物を紹介します


エアクリーナーとプラグの点検

フタを外したら落ち葉が入っていました

エアクリーナーエレメントはけっこう綺麗

プラグもそんなに消耗していないようなので、スレッドコンパウンドを塗布して組みなおしました












今回、チェーンとスプロケットは交換させていただきました

セロー250は、スプロケットとチェーンにちょっと厳しいのかな?

皆さん短めの交換サイクルですよね

ドライブスプロケットのカバーの内側は、キレイに掃除しておきます

この部分の掃除なんて、あまりできません

できるタイミングでやっときましょう










クラッチワイヤー、アクセルワイヤー、スロットルコーン、レバーもメンテします

ワイヤーは、パーツクリーナーで掃除した後に、メンテルーブで注油します

スロットルコーンは、ハンドルバーとの間にちょっと引っ掛かりを感じたので、外して綺麗に掃除を行わせていただきました

レバーは、取り外して清掃とグリスアップを行っています













フロントフォークのブーツはずらして、オイル漏れやインナーチューブ、ダストシールコンディションを確認していきます

きれいなウエスでインナーチューブも磨いておきます









前後ブレーキキャリパーも取り外して、ピストンの揉みだし作業とスライド部分、ブレーキパッドの清掃グリスアップ、ブーツの破れもしっかり確認します

もちろんですが、ブレーキディスクもパッドかすを取り除いて、脱脂をしています

ブレーキフルードも入れ替えてお終いです











清掃前と後











清掃前と後









ホイールベアリングも確認します

一緒に、アクスルシャフトの状態も確認して、グリスアップします

この時、アクスルシャフトは、ホイール未装着の状態で一度車体に取り付けて、フロントフォークの曲がりやねじれを確認しておきます

アクスルだけでは無いのですが、外した部分のネジ山は、変なトラブルを防止する意味で掃除しています

大事な部分は、規定トルクで締め付けています













意外にほったらかしになりがちな部分も掃除とグリスアップしていきます

この辺は、ほったらかしにしていると、錆びたりすり減ったりして操作感が激落ちします

他にも動く部分?ジョイント部分?は本当にライダーさんのフィーリングに影響します










エンジンオイルとオイルエレメント交換

パッキンは必ず交換してくださいね











最後に、充電電圧も確認します

バッテリー電圧ですが、自分は以下の5つの状態の電圧を観ています

キーOFF、キーON、セル始動時、暖気中、暖気後しばらくになります

◎!(普通)









◎!!(普通)















他にも、オーナー様が気になっている部分からあたりをつけて分解と点検作業を行っていきます
その内容については、納車時に一緒に画像を見て、説明をさせて頂きました


この記事が、全てのバイクに当てはまるわけではありませんし、行った作業全てを紹介しているわけでもありません
それぞれの車体で、違ってきますので、何かわからない事があればご相談下さい




ありがとうございました!!



2026年2月14日土曜日

ブレンボ キャスティングキャリパーO/H ガンコート塗装

 ブレンボのブレーキキャリパーです


キャスティングの物ですね

オーバーホールと一緒にガンコート塗装をさせて頂きました


今回もネジ山の保護には3Dプリンター製のイモネジを入れときます

このイモネジは、サンドブラストの時と塗装の時で今回は8個使用しました


キャリパーの締結ボルトがステンレス製の物になっているのですが、今回はそのまま使います

ステンレス製の締結ボルトはブレーキング時に開こうとするキャリパーのような構造の物を固定するのは1番向いていないので、スチールかクロモリ、贅沢かもですがチタンとかが良いのですが…










キャリパーサポート、各ボルトはサテンブラックで塗装

キャリパー本体は、TexasTea(テキサスティー)で塗装させていただきました









ありがとうございました!!



今回のカラーも含めて、サンプルプレートを少しずつ増やしています

手にとって見てみたいという方がいましたら、ご来店ください








よろしくなぁ~!


2026年2月12日木曜日

◎大切なお知らせです。当店での部品持ち込み作業についてですが…

 こんにちは、当店での部品持ち込み作業について書いていきます


まず結論から書かせていただきます


『 当店では部品の持込み作業、承っています 』



このような内容をブログにアップすることにとても悩んだのですが、今までの期間にあった数々の事柄を考慮してルールを決めましたので、皆様にお伝えさせて頂きます



部品持ち込み頂く際の注意点となります



1、持ち込まれる部品は新品であり、適合確認が取れている事

   (加工して取り付けしてる人がいて~…とかはとても困ります)

(中古部品では、致し方ない場合もありますが、何かしら不具合等もあるという問題があるので、状態によってはお断りする事もあります)

 (上記内容を守れていても、特別な工具を必要とする場合や、専用テスターが必要な場合はご要望にお応えできない場合があります)

 

2、持ち込んでいただく部品で取り付けが完了する事

 (作業途中で部品が足りない等のトラブルが無いように準備して頂く必要があります)

( 持込み部品が装着できなくても工賃は発生しますし、足りない部品について調べている時間も工賃は発生します)

(メーカーや販売元への問い合わせや保証確認作業は、お客様側で行ってください)

 

3、新品、中古を問わず、 安全性に疑問が残るような部品の場合は作業をお受けできません

(コピー品、海外輸入品、加工品等の実物を観て、経験を基に危険と感じる部品)

(個人売買サイトでの販売元が、どう言っていたとかは関係ありません)

( お客様が不良品だと気が付かずに部品を持ってきても、私が気が付いた時点で作業はストップとなります) 

(新品と未使用は違います)

 

4、持込み部品での取り付け後の不具合やトラブルには、一切の責任を負えません

(部品の品質や使い方、作業の仕方の何が原因なのかはわかりません)

(安価な海外部品品質は、想像域を遥かに超えてきます)


5、 メールや電話、LINEでの事前見積りは、あくまで概算見積りとなります

(車両と部品をみて作業を進めるうえで工賃は変わります)


6、持込み部品を事前相談がないまま当店に発送手続きしても、受け取りできません

(単純に気色悪いです、やめてください)


7、当店で作業前に、同意書に署名と身分証明書の提示(写し頂きます)をお願いします

(ご署名頂いた情報は、厳重に管理のもと同意内容以外の目的では使用しません。本人の同意がある場合や法令に基づく場合を除き、第三者に提供しません) 

(店舗として、その後のトラブル等に備えさせていただく為です。ご理解とご了承をお願いします)



基本的に、上記を守って頂く事で、持込み部品での作業は承らせていただきます

もちろんですが、様々な状況によって例外というパターンもあるかと思います


お客様側からすると部品代が安く済んで最高ですよね?

当店も部品適合を調べる手間、リスクもなくなって最高です

Win×2ってのは、こういう関係なのかなと考えての内容です


とはいえ、ここで大事な事もあります


大抵の人が、安ければ安いだけ良いってことで、色々と調べると思います

そして行きつくところは、大変安価な海外製品ですよね

その部品共は品質が低くって、加工無しでは取り付けできなかったりします

加工して取り付けることで、加工代金が発生します

結果、結構な金額で大変安価な海外製品を取り付けるという訳分からない事態になります

大変安価な海外製品は、もちろんあっという間に錆びたり、メッキ剥がれたり、壊れたり

それで、『 1週間後にウインカー点かない… 』(例)ってなったりします

当店としては、「自分で選んだんでしょ?」なんて心の中で思ったりして…

それと同時に、「買う前にちょっと相談してくれれば良いのになぁ~」とも思ってます

バイクをいじってばっかりいる人間のアドバイスを聞いといても良いんじゃないですか?

損はしないと思いますよ

ちなみに個人売買で車体を買う人にもありがちですね


今はバイク屋から部品を買うよりも、ネット通販で安く買える時代です

整備に必要な情報も、寝っ転がりながらスマホ1つで入手できるようになりました

自分が作業をできるかできないかは別として、予備知識に困りはしません

その予備知識で全てを理解した気になり、来店して横柄な態度、振る舞いをする人が結構多いです

自分を神様だとも奴隷だとも思っていないし、お客様を神様だとも私は思っていません

当方の仕事に対して対価をお支払い頂いているだけで、主従関係ではありません

人と人のやり取りです

お互いに気持ちよくやり取りしたくないですか?

嫌な気持ちでお金を払うなんてイヤでしょう?

嫌な気持ちでお金を貰うのもイヤなんですよね


後からSNSで愚痴こぼすくらいなら、最初からお互い素直に話す方が良いでしょ



そんな気持ちでやり取りする事があった人に、送る言葉もあります

あなたは、まだ自分にピッタリジャストフィットのお店に出会ってないだけです

張りきって神店舗探ししてください!



2026年1月25日日曜日

ABS専用ゲル状接着剤の作り方~

ちょいちょい問い合わせがあったりしていた内容についてです


この記事の物よりも、ピン取り付け部分がグチャグチャに荒れてしまっていてつけられないのですが、何か良い方法はありませんか?というものです


液体だけでは綺麗な面にしか取り付けできない!ということですね


そういう状態の時は、ゲル状の溶着材で対応できると思います

用意するものは、4つです

1、小さいガラスのビン(耐溶剤性能は必要)

2、ABS専用の液体接着剤(もちろんアセトンでも良い)

3、マドラー(耐溶剤性能が必要なので、ステンレスや木製の物)

4、細かく砕いてあるABS素材


1ですが、プラモデル用の塗料用の容器とかピッタリです

2は以前にも紹介していたセメダインのABS用とかで良いです

 タミヤとかのABS専用接着剤とかでも対応可能です

3は100均で売ってる木製のマドラーで十分です

4はABSならなんでも良いです

 バイクのいらない外装でも大丈夫ですが、塗装は剥がした方が良いかな


実際に作ってみますね

今回、用意させていただいたのは以下の画像の物

上の2枚の画像はアマゾンで買えます

ABSの材料は、3Dプリントした時のザポート材になります






























材料が用意出来たら、ビンにABS材を細かくして入れます(自分はめんどくさがりなのでそのまま入れましたが、細かくした方が絶対に良い結果になります)













材料入れたら、ABS専用接着剤をそのまま適量流し入れます
流しいれる量で出来上がる接着剤の粘度(ドロドロ具合)が変えられます(後から継ぎ足してかき混ぜれば柔らかくできますので、お好みでどうぞ~)













しばらく待つと、ゆっくりとABS材が溶けていきます
白く濁ってきてます













そのまま、一晩くらい放っておきます













最後に、マドラーでこねくり回して完成です
液状ではなく、ゲル状のABS専用溶着剤の出来上がりです
溶着面(ピン側とカウル側)に液状の物をポタポタ垂らして溶着しやすくしてから、ゲル状の物をマドラーで置いてくっつけます
使い終わったら、ビンの蓋を開けっぱなしで、有機溶剤成分を揮発させてから保管ですね
また溶着材を使いたいときに有機溶剤を入れてちょっと待っとけば、再使用できます













液材は、有機溶剤が含まれていますので、換気の良い場所で、作業はしてくださいね~
目がシパシパしたり、喉が痛くなったりしないように注意してください


ピンの購入時にお伝えいただければ、少量ですがABS材も一緒に送らせていただきます
購入時に、『 ABS材の同梱希望 』とお伝えください









よろしくおねがいしま~す!!