2025年1月20日月曜日

DUCATIの998?916? レース用外装の修理と塗装

 お預かりしてから、だいぶ時間が経ちました…

やっとこさ作業完了したので、ブログにあげておきます


まずは、塗装後画像

メタリックの細かいシルバーの単色で塗装しています

シルバーって、ムラになりやすく、見た目ほど簡単ではないのです

塗れ具合としては、まぁまぁかな










今回は、シートカウル、アッパーカウル、タンク、フロントフェンダーの4つ

サイドのカウルは、前に加工と修理、塗装を済ませていました


歴戦のカウルなので、穴や傷やら補修跡はすさまじく…

修理前の撮っておいた画像の一部です


フロントフェンダーは、プラ素材の純正品?割れてしまって欠損しています











シートカウルは、歴戦の穴とどうやって施工したのか謎な修理となっています

細かく割れまくっていて本当に大変でした




















アッパーカウルはそんなでもないが…

サイド?アンダー?カウルが無い状態では…

まぁ、反対側見ながら作っていきますかね~










修理ですが、FRPでの修理と3Dプリンターとスキャナーを使って修理します


フロントフェンダーは、欠損部分の反対側は残っているので、反対側を3Dスキャナーを使ってデータ化します

データ化出来たらPCの3DCADソフトで必要部分をミラーリングしてモデル化、そのモデルを3Dプリンターで印刷します

素材は、フェンダーと同じ素材のABS樹脂を選択しました

その後は、溶着して塗装処理に入ります













他の部品は、コツコツとFRP修理です

外装の修理ですが、デカールそのままで、ラッカーの缶スプレーで塗装がしてあり…

害悪の極み…

地獄でした…

缶スプレーで塗装するくらいなら、修理を他人に任せてはいけません!!












タンクは、塗装を剥がしてからヘコミを修理して塗装させていただきました

タンクが一番簡単でしたね


時間はかかってしまいましたが、なんとか作業完了出来て良かったです


実は、このカウルの元のオーナーさんを知っています

その方は、スポーツランド菅生や筑波サーキットにてレース参戦していた

Xフォーミュラというカテゴリで走っていたような気がする

筑波では、バトルオブツインとかで走ってたんだっけかな~

仕事の合間に、バイクを修理やメンテナンスをしていたような…

倉庫の陰で塗装作業をしていたのを遠巻きに見ていた記憶がある

削ったりしていると、その時の色が出てきたりしていた

何となく、もったいなく感じたり、懐かしかったり不思議な気持ちになった…


以前の職場で、「この会社辞めるよ」って言われたときは、かなり驚きました

今では、仙台でバイクに乗っていたら、知らない人いる?ってくらい有名なショップのオーナーさんです


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