2024年6月28日金曜日

自転車タイヤ交換とディレーラー調整

折り畳み自転車のチューブとタイヤ交換












シンコータイヤのレッドリボン仕様で、チューブも一緒に交換しました


長いことメンテナンスをしていなかったみたいで、ディレーラー(?)の調整も










少し後から気が付いたのですが、ステムベアリングがガビガビだったので交換










洗車して、注油もしときます


まだまだ乗れそうです


ありがとうございました!!

2024年6月22日土曜日

CBR1100XXスーパーブラックバードのキャブレターオーバーホール

 かなり希少なのかな…

最初にブラックバードでキャブレターと聞いた時は、

ハイハイ!な~んて言いながら、ちょっと考えて~

『 へ? 』…『 インジェクションじゃなかったっけ? 』って感じでした

良く調べると、逆車の最初の車体はキャブみたい

キャブレター車は、エンジン番号がSC35E~のようです


そして、次に考えることは部品は手に入るのかと…

まぁ、頑張って情報を探すしかないんですけども~


・お預かりさせていただいた時の症状としては、オーバーフローしているみたい

・今までに、知人と一緒にDIYにて整備したことあり

・セルモーターは、回らない

・異常に排気ガスが、ガソリンくさい


オーナー様から伝えられた上記内容から容易に想像ができるのですが…

各所にガソリン溜まってるよね~

ガソリンタンクはもちろんすっからかんでしたしね

そして、どっかからチロチロと漏れ出てるかもね~


エンジンオイルは、ドレンボルトから7~8Lのシャバシャバオイルが出てきました

マフラーからは、2Lくらいのシャバシャバオイルが

シリンダーの中からは、よくわからんです

作業中は、オイルと混ざったガソリン臭が凄過ぎて写真撮れませんでした


ガソリンタンクを外して、エアクリーナー見てみます











キャブレター側は、ビチャビチャです

ちょこっと覗いて見てみるとですね

スターターバルブ(チョークバルブ)は、1,3番にガソリン漏れを確認できます

2,4番は乾いてますが…













スロットルワイヤーは、エアクリーナーボックスで潰しちゃってましたね











キャブレターを外してみると、インテークマニホールドが見えます

ガソリンが溜まってるのわかるかな?


湿気ってます

ガソリンがチャプチャプしてます










この時点で、キャブレター号機も確認できたので、必要部品を確認していきます

海外サイトをゴソゴソして探します

パーツリストを探し当てて、品番からメーカー在庫を確認するのですが

バルブスターターが、廃盤でした…

その部品が無いと困るので、CMSというUSのメーカー?のサイトを確認しますが…

現実的ではない値段でした…


そこで、岸田精密工業株式会社(KEYSTER)さんに問い合わせてみます

なんと!製作していただけるとの事!

マジっすか~! 本当に助かります!

現物を送って、暫し待つ!



届きました~

ホンダ純正部品番号は、16046-MZ2-E00:バルブセットスターターです

KEYSTERさんでは、まだ商品化はされないのかな?

気になる方は、問い合わせてみてください

CBR900RRファイヤーブレードも共通部品のようですね












なんとなく寸法を測ってみましたが、ピシャリでしたね


キャブレタークリーナーと重曹ブラストで綺麗にして組み立てていきます

きったないです














普通です

この年式のキャブレターが、普通に見えるという事の素晴らしさ!最高でしょ!

フロートバルブは、サイズが変わるほどいじくりまわした跡がありましたね










ガソリンにヒタヒタになっていたプラグです

ワッシャーがつぶれていませんね

締め付けが緩かったために、ガソリンが遡上してきてますね

スレッドコンパウンドを塗って新品に交換しときます











インテークマニホールドや他パーツもできるだけ交換して組み立てていきます

ほぼ30年前のバイクですから、できることはやっといた方が良いでしょう











あとは、同調調整ですね




車両の維持メンテナンスは大変かもしれませんが、そこは協力させていただきます

オーナー様は、車両の変化に対して敏感でいてあげてください

何か変だなと感じたら、お気軽にご相談ください


ありがとうございました!!

2024年6月16日日曜日

ジョグ(AY01)フロントフォークシール交換 

 フロントフォークからのオイル漏れ修理のご依頼


必要部品は持ち込んでいただけるとの事でしたが…

部品を確認してみると、なぜかオイルシールがありません

用品店にて、パーツリストを見ながら、必要部品を確認してもらって購入したとの事

そして、その部品交換するの?ってパーツばっかり…


用品店の誰かさんよ…

『 お客様が解らないからって、知ったかぶりして適当に部品売りつけたらダメよ! 』

なぜそんなことを…整備士に確認したら良いじゃないか…

オイル漏れで困っている方に、オイルシールは売らないって酷くないかい?

ダストシールでは、オイル漏れはとめられないんだよ~


ということで、他店の事なんか放っときまして、作業をすすめましょうか


ホイール外して、次にフォークを外します

左右両方から漏れてるのね…












このままでは作業できないので、ダストシール外して洗ったのですが…

インナーチューブの摺動部にサビ?があったので、軽くならしておきました

画像の部分以外にも、いっぱいあった…

↓このサビが原因で漏れてきたのかな?















不足部品のオイル・ダストシールセットです


左・オイルシール 右・ダストシール

















フォーク組み立てて、車体にもどします

作業中のメモは、工具箱の天板(ステンレス製)にマジックで書いとくと便利











最後にサッと洗車して完了です


雨大丈夫でした?


ありがとうございました!!



ジクサー250SF リヤタイヤ交換とステムベアリング交換

 ジクサー250のカウル有りモデルですね


まずはリヤタイヤ交換します

エアバルブは、以前に2個セットで購入していただいていた物でアルミ製のやつ











今まで履いていたのは、ダンロップのGPR-300だったかな?

真ん中だけ平らになってしまっている状態でした


なんか刺さってた
















選んだタイヤは、ピレリのディアブロ ロッソⅢです

タイヤの中央20%に耐久性の高いコンパウンドで左右40%にハイグリップなコンパウンドを配置しているという事らしいです

しかも、ロッソⅣが発売されたかかな?ちょびっと安かったんです

オーナー様にとって、一番都合が良かったタイヤでした


バランスも確認して、バッチリです












そして、ステムベアリング交換

こうなってたらステムベアリング要交換対象です




ハンドルがまっすぐになる所辺りでプルンって引っかかっちゃうんですよ

オーナー様は、車線変更時になんか違和感感じて~みたいな印象だったみたいです


取り外したベアリングレースとボールベアリングはガビガビでございます














交換パーツとか











フォークのインナーチューブは、磨いておきます

こういうタイミングじゃないとなかなか磨けないですからね











あとは全て組み立てて、さっと洗車させていただいて完了となります


オーナー様自身で、あれ?何か変かな?なんて感じる時は大概何かあります

単純に、タイヤの空気圧不足なんてこともありますけどね…

でも、その違和感を放っておくと、もっと良くないことになったりもします

早め早めの対応を心がけていただけると良いと思います



ありがとうございました!!