2024年5月7日火曜日

アドレス125(DT11A)フロントフォークからオイル漏れ修理

 GW前に定期点検に来ていただいていたアドレス125の修理

点検入庫前には、フォークからオイル漏れはなかったように見えたのですが…

点検中にオイル漏れが発覚しました

部品が入荷するまで日数がかかりましたが、ようやく修理開始です


まずはフォーク取外し










↑このボルト下側は緩めて、上側は抜き取ります












↑外した状態です

このままだと整備できないので、洗います











そしたら分解と洗浄










フォークオイルと交換するシールです











↑走行距離が少ない事もあるので、今回はシールだけとしました


トップキャップは14mmのHEXです










組み立てたら終わりです


漏れたままだと、最悪の場合ブレーキがきかなくなったり、転んでしまったりというトラブルにあう場合も考えられますので、定期点検は大事ですね


オーナー様は、通勤で利用されているので、当日の朝預かりで夕方納車という日帰り修理とさせていただきました



ありがとうございます!!

2024年5月5日日曜日

SDR200(2TV)用カーボンタンクカバー製作

知り合いからSDR200のタンクや外装部品をいただいたことがきっかけでした

自分自身が所有していた事もあるSDR200という車両…

だからこそ、売れるか?と思いなかなか作業を進めてこなかったのですが…


とうとう製作開始です

やりだしちゃえば早いものです















こんな感じでいかがでしょうか?


まぁまぁ良いんじゃないかいって方は、LINEにてご連絡いただけると嬉しいです


よろしくお願いします!!

2024年5月4日土曜日

GSF1200/750用カーボンタンクカバー製作(普通のやつ)

 久しぶりのブログ更新になりましたね

サボってました…


当店で製作販売しているGSF用カーボンパーツがあるのですが、新しく普通のカーボンタンクカバーを製作しました














↑撮影車両は、ハンドルとマフラー交換、タンデムシート上にバッグというツーリング仕様


以前からある大きいタンクカバーとは違って普通です

大きいものは、どうしてもノーマル色が強いものには似合わないと感じていました

たまにしか乗らないんだよねっていう方にとってちょうど良いのではないでしょうか?


といっても、この普通のタンクカバーは違和感があります

なぜなら、製品自体が、左右対称ではありません

『 は? いやいや! 左右対称に作りなさいよ!! 』

なんて言われそうですが、装着すると普通なんですよね…

なぜかというと、GSF純正タンク自体が左右対称ではないからです

当店で所有しているタンク2つ、お客様のGSF3台、全部で5つのタンク共に左右対称ではありません

『 俺のは左右対称だよ~ 』っていうあなた! かなりの幸運です!!

以上の理由で、製品側とタンク側の対称の間を採ったというような形状になっています


とりあえず、タンクに当てがってみて頂ければ、幸い中の幸いです


その普通のタンクカバーってやつを、取り付けてやっても良いぜっていう人は、ラインでご連絡くださいね


よろしくお願いします!!

 

2024年3月12日火曜日

クロスカブ110(JA10)のカムチェーン交換と異音について2

 クロスカブ110です


前回、カムチェーン周りをさわらせていただきました


結果、さわった部分の異音だけが消えました…


なので、今回はシリンダーヘッドのロッカーアームの辺をさわっていきます


とはいえ、確証はなにもないです


ここらしいよって聞いたこともありません…


その場所ですが、ロッカーアームとヘッドの隙間です


気になるんですよ


だから、大きくなってるギャップを計測して、最適なシムを入れてみます


前回の作業時に、動画を撮ってなかったので、今回の作業前の動画です↓




ロッカーアームの軸方向のガタがすごいあるんですよね…


この音が響いちゃってるんじゃないのかなと考えていました


↓ロッカーアームを外してみたところなんですが…

















↑剝がれちゃってます…

↓タペットアジャストスクリュ―はこんな感じ

















↑画像で見るとわかりにくいですが、ベコベコです

↓ツバみたいなんがついてるから、ちょっとメンドウでした










で、作業後の動画になります↓




まだ、他にも異音発生個所があるみたいですね…

とはいえ、かなり静かになりました


2024年3月8日金曜日

GSF1200用汎用シートベース製作3(おまけ)

 製作したシートベース用のタンクマウントを3Dプリンターで出力しました













シートベースは、純正のマウント用ゴムを使うように設計してあります

ですが、オーナーさんはタンクが前後左右に動いてしまうことが気になるようなので…

後ろ側だけでもソリッドマウントにしてみましょうという考えです


↓タンクのマウントは、前側のマウント用ゴムは新品に交換しときます











GSFのこのマウント用ゴムは、2種類ありました

どちらもまだ販売してました


↓装着してみた感じ







前側のマウント用ゴムのヤレ具合もありますが、かなり効果あります

タンク本体へのダメージについては、これから用心していかなきゃいけませんね





2024年3月4日月曜日

NSR50(Nチビ)用FRPカウル修理加工と塗装

 NSR50でカートコース走行を楽しんでいる方のカウルです


持ち込まれたときのコンディション






















↑シートカウルは大した補修が必要なかったので、撮っていません

マスキングテープには修理内容を書いて貼ってあります

これで後から見返せます


洗ってきれいにする

旧塗装(缶スプレー)の為、ひたすら削り落とす

FRPの割れを修理しながら加工もしていく

サフェーサー塗る

研いでから修理の最終手直しする

サフェーサー塗る

研いで脱脂

シルバーメタリック塗る

クリアー塗る

乾燥させてクリアー研ぐ

クリアー塗る


という工程を繰り返して、出来上がりです
















オーナーさんに連絡して、車両を持ち込んでもらって取り付けします














アッパーカウルのゼッケン『 99 』のカッティングは当店で用意させていただきました


貼り作業にかなり苦労しましたが、まぁ何とかなってよかったです


シートスポンジは、マジカルレーシングさんの汎用シートラバーを使わせていただきました


50センチ×50センチのシートラバーから切り出したのですが、難しかった…














↑他の人はどうやって切り出してるの?

普通のシートスポンジに比べたら、難易度上がりすぎじゃないか~


まぁ、オーナーさんには喜んでいただけたみたいで良かったですけど…



ありがとうございます!!